虫が羽をもち成長する過程で一度蛹になる。
蛹の中、虫はどろどろに自らの体を溶かす。

破壊

自分の体の中にあった毒を外にだす。
でも外は自分によって閉ざされている。

毒はその虫本人に向けられたもの。

体はどんどん溶けてゆき、死の予感さえもしてくる。
生きたいと願い葛藤する、でももう遅い。
表に現れてしまった衝動を取り消す事は出来ない。

破壊

予感は的中するのだろう。
虫は死んだ。

抑え込んできた本能の解放、暴力というエネルギーの放出は生き続ける為に欠けてはならない行動

欠けてしまった瞬間、虫も蝶も人間も本当に死んでしまうのだと私は思う。

Rhaissa 遠藤ハイサ

こんにちは、ハイサといいます ここでは私の作品、思考、あるいは感情 私自身を紹介しています 作品の販売や展示への参加、制作依頼等も受け付けております。 もしご興味あれば それ以外の事や質問など、なんでもご連絡お待ちしております。 rhaissa0809@icloud.com ツイッター@Rhaissa0809 お気軽にDM下さい。

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